椅子に座ることで上半身が安定し、体への負担も少ないことが椅子ヨガの特長です。
シニアの方や床に座ってのポーズが難しい方も無理なくでき、気持ちをリラックスさせる効果もあります。

基本の姿勢
●背もたれを使わず座面中央に座り、足裏を床に付ける。
●腰の幅に足を開いてひざとつま先を正面に向ける。
●背骨を伸ばして肩の力を抜き、肩を後ろに下す。
●手のひらを上に向けてももの上に置き、軽くあごを引く。

ガス抜きのポーズ

腸を刺激して便秘解消の効果が期待できる

①「基本の姿勢」で椅子に座り、片足を座面に乗せて両手で抱える。ここで息を吸う。

③息を吐きながら軽く頭を下げ、抱えている足をゆっくり胸の方へ引き寄せて、お腹とももで押し合い、そのまま3回呼吸する。

③息を吸いながら「基本の姿勢」に戻る。2と3を呼吸を合わせて3~5回繰り返す。反対の足も同様に行う。

方鼻ずつの呼吸

自律神経のバランスが整ってリラックスでき、寝つきも良くなる

①「基本の姿勢」で椅子に座り、右手の親指と小指を立てて顔の前に持ってくる。親指で右の鼻をふさぎ、左の鼻で息を吐き切る。そのままの形で左の鼻から息を吸う。

②小指で左鼻を押さえる。

③親指を右の鼻から離して右の鼻から息を吐き切り、右の鼻から息を吸う。同じように交互に左右の鼻で「息を吐き切る」「息を吸う」を繰り返し、最後は小指で左鼻を押さえて右の鼻から息を吐き切り、静かな呼吸に戻る。