元気新聞

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行は昨シーズンも懸念されましたが、今年も要警戒です。
気温が低くなり、空気が乾燥する冬は、体調管理が難しい季節です。
引き続きウイルスの感染リスクを減らす生活を心がけてください。

手洗いとせきエチケットを継続

ウイルスはどこについているかわからず、また、自分が無症状・無自覚の感染者である場合もあります。
これまで徹底してきたこまめな手洗いや消毒、せきエチケットを継続し、感染しない・感染させない生活習慣を心がけましょう。

感染リスクが高い場所を避ける

換気の悪い密閉空間、多くの人が密集する場所、互いに手を伸ばしたら届く距離で会話をする密接場面は、感染リスクが高い場所です。
寒い時期ではありますが、室内では定期的に換気を行い、複数人が集まる場所ではソーシャルディスタンスを心がけましょう。
出かける際は、感染リスクが高い場所か・低い場所かをチェックする習慣をもってください。

かぜ症状があるときは無理せず休む

発熱やせきなどのかぜ症状があるときは、無理せず仕事や学校を休むようにしてください。
かぜなら早く休めば体調も改善しますし、新型コロナウイルス感染症であれば職場や学校での感染拡大を防止することにつながります。
次の症状がある場合は、まずかかりつけ医などの身近な医療機関※に電話相談を!
※相談する医療機関に迷う場合は、各自治体の「受診・相談センター」などに電話相談してください。

●息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
●重症化しやすい方※で、発熱やせきなどの比較的軽いかぜの症状がある場合
※高齢者、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)がある方、人工透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
●上記以外で発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状が続く場合(4日以上続く場合は必ず)

体ファーストの生活習慣を意識

感染を防ぐ最後の砦は、自分の体(免疫)です。
そして、免疫をしっかりと働かせるためには、体ファーストの生活習慣が大切です。
睡眠時間を確保する、適度に運動する、暴飲暴食はしない、ストレスをためこまないなど、例年よりも意識して健康管理に取り組みましょう。