元気新聞

運動は心と体の両方に効果があります!

春です。
体を動かすのに最適なシーズンの到来です。
でも、「健康のためには運動が大切」とわかっていても、継続するのは難しいものですね。
人間の体は本来、 活発に体を動かすようにつくられています。
体を動かさない不自然な状態が続くのは、自分から病気になろうとしているようなもの。
運動について考えてみましょう。

「運動しないのは不自然な状態」

「体を動かすこと」は「食べること」「寝ること」などと同じように、人間が生きるために自然に行ってきたことです。
しかし、社会が便利になり、体を動かす機会が減った現代のライフスタイルでは、意識して運動しなければなかなか適切な運動量を達成できません。
私たちはいわば不自然な状態で毎日生活しているのです。
運動不足が続くと、食事で体内に取り込んだエネルギーが使いきれず、肥満の状態になります。
なかでも内臓に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き寄せるメタボリックシンドロームの元凶です。
内臓脂肪を減らすには食生活の見直しとともに、運動を習慣づけることが大切です。

心拍数を適切な負荷の目安に

自分の体力や運動の目的に合った適切な負荷を知るには、心拍数を目安にするのがオススメです。
適切な負荷の計算には 「最大心拍数(心臓が血液を送り出す回数の限界)」と年齢を使います。

心拍数の測り方 (1分間)