元気新聞

だんだん暑くなると、夏特有の肌トラブルが出てきます。
ここに紹介する予防法で肌をしっかりガードしましよう。

刺されたらしっかり水洗い 虫刺され


外出の際の虫刺されを予防するには、肌の露出する部分を冷たいタオルなどでふいて体温を下げ、その上から虫除けのスプレーや軟膏をつけるようにしてください。
刺されてしまったら、患部を水でしっかり洗い流し虫の毒や細菌を取り除くこと。
強くかきむしると、患部で菌が繁殖し、とびひや水疱になってしまいますので、薬をつけてがまんを。
どうしてもかゆいときは、患部を冷やしたリ、たたいたリすると一時的にかゆみが引きます。

まずは肌を清潔に あせも


あせもは、肌の表面に汗がたまリ、汗の通リ道である汗腺が詰まるためにできます。
予防には、肌を清潔に保つこと。
できてしまった場合は、湯船につからずシャワーで体を洗い流す程度にしましよう。
体を温めすぎると、さらに汗がふき出してあせもが悪化する恐れがあるからです。
患部を洗うときも、タオルやスポンジでゴシゴシこすったリしないで、ボデイソープなどを手のひらで泡立てやさしく洗うようにします。

汗ふきシートで肌をサラサラに 金属アレルギー


金属製のアクセサリーによる皮膚炎は金属アレルギーともいわれ、汗などが原因でアクセサリーの金属イオンを多く発生させることにより起こるアレルギー反応です。
予防には、アクセサリーが直接触れる部分の肌をさらっとした状態に保っておきましよう。
汗ふき用のシートタイプのものなどを携帯して肌をふくとよいでしょう。
金属アレルギーが疑われる場合は、金属製のアクセサリー類はつけないことが一番です。
原因の金属を特定するためにも皮膚科を受診することをおすすめします。