元気新聞


春になって、新しい生活がスタートした人も多いはず。
慣れない環境でストレスをためていませんか?
ストレスが過剰に加わると、交感神経が活性化し、自律神経のバランスが乱れていきます。
ちょっときつめのウオーキングでストレスを解消しましょう。
日々続けていけばストレスに強い体づくりが期待できます!

※“ちょっきつめ”とは
少し汗ばむ程度の速さだけど、歩きながらニコニコ話せる程度の速さ!

①“ちょっきつめ”のウオーキングがストレス解消にいい理由は…

「βエンドルフィン」の分泌が促される
有酸素運動(“ちょっきつめ”のウオーキング)により、「快感ホルモン」といわれるβエンドルフィンが脳内に分泌されます。
緊張、抑うつ、敵意、疲労感、混乱といった否定的な感情が低下し、肯定的な感情である活力(やる気)が上昇します。

セロトニン神経の活性化
→「セロトニン」が分泌される

1日30分ほど太陽光を浴びると、セロトニン神経が活性化され、大脳辺縁系に「セロトニン」が分泌されます。
また、セロトニン神経の活性化にはリズミカルな運動(“ちょっきつめ”のウオーキング)の継続がよいとされています。

セロトニンの働き
● 集中力低下やイライラ、平常心の乱れといった心の乱れを改善させる。
● 交感神経の過剰な興奮が抑えられ、自律神経のバラン スを整える。緊張感がほぐれて、心地よい睡眠や正常な食欲につながる。

②ストレスが解消されると 体の状態も改善します

コルチゾールの正常分泌が あなたの体を守る

コルチゾールは、副腎皮質で生産されるステロイドホルモンの1つです。
主にストレスと低血糖に反応して分泌されます。
正常分泌が維持されていれば問題ないのですが、高ストレスが続くと、過剰に分泌され、筋肉分解、免疫力の低下、高血糖、記憶力の低下、認知症、不眠などを引き起こします。
ストレスを解消し、コルチゾールの過剰分泌を防ぎましょう!