元気新聞

体の冷えは、様々な病気の原因になります。
慢性的に冷えを感じている方は日頃の生活習慣を見直し、冷えない体を目指しましよう。

軽い運動で体の代謝アップ

運動をすることで全身の血流が良くなって、体の代謝が促進され、体熱が上昇します。
特に下肢の運動は筋肉の収縮と弛緩が十分に行わられるので、血液の流れもよくなり、体が温まります。
エスカレータ、エレべータを使わずに階段を使う、たまには「1駅分歩いてみるなど、寒さに負けず体を動かしてみましよう。

冷えの予防

寒い冬は、血管が収縮して抹消の血流が悪くなり、とくに手足が冷えます。
また、寒くなるとついつい運動不足になって筋肉量が減ることで筋肉の発熱量が減り、低体温になって体が冷えてきます。
一般的には、年齢が上がるにしたがって基礎体温は下がってきますが、個人差もあり、普段から運動をしている方などは年齢が上がっても高い基礎体温を維持できています。
体の冷えが慢性化する前に、簡単な運動や入浴、体を温める食事方法などを実践して、冷えない生活を心がけましよう。

ゆっくり湯船に入って体温上昇

シャワーだけの入浴は冷え性の原因になります。
湯船にゆっくり入ると全身の血流を良く堅して、内蔵の働き・新陳代謝を促進して体温を上昇させます。
また、汗をかくことで体内の余分な水分を排泄し、冷えにくい体に整えます。

食材を工夫して体の中から温める


食材で黒に近い色をしているものは、体を温める効果があるといわれています。
白米より玄米、緑茶より紅茶、白ごまより黒ごま、白砂糖より黒砂糖、白ワインよリ赤ワインなど、色が濃いものの方が体を温めます。
根菜類や芋類などの地下でエネルギーを蓄えた食物も体を温めます。
また、できるだけ冷たい飲み物は避け、常温か温かいものを選びましよう。

ストレス発散で血行不良改善

ストレスがかかると、血管が収縮して血行が悪くなり、体温低下や冷えの原因になります。
ストレスを上手く発散して自律神経のバランスをとり、血行不良を改善しましよう。