元気新聞

最近、「秋バテ」と呼ばれる体調不良が増えてきています。
秋バテとは、夏の疲れをひきずり、秋になって疲れやだるさなどの不定愁訴(ふていしゅうそ)が現れる症状です。
また、秋は長雨になったり、秋晴れになったりと気候が定まらないので、交感神経、副交感神経のバランスも乱れがちです。
したがって、肩こり、腰痛、頭痛などの不定愁訴が起きやすくなります。
心当たりのある人は注意しておきましょう。

「秋バテ」で起こりやすいさまざまな不定愁訴


肩こり、めまい、頭が重い、腰痛、慢性疲労感…。
これらは「秋バテ」など季節の変わり目に起こりやすい不定愁訴の代行的な症状です。
さらに、よく眠れない、耳鳴りといって症状が加わります。
これらの症状は、一見健康そうに見える人であっても訴える人が多く、検査を受けても特別な病気の無いことが共通する特徴で、「不定愁訴」と呼ばれています。

「秋バテ」の予防と改善方法

◎疲れている胃の調子を整える!

ショウガやカボチャ、くるみなど、体を温める食材や温かい飲み物を積極的にとり、知らず知らずのうちに負担をかけていた胃の調子を整えましょう。

◎お風呂にしっかり浸かる!

シャワーだけでは身体は温まりません。ぬるめのお湯の半身浴で身体を芯から温めましょう。

◎睡眠は休養の基本!

しっかりと睡眠時間を確保して身体の休養に努めましょう。

◎無理のない範囲で運動を!

適度な運動を始めましょう。季節の移り変わりを楽しみながら、ウォーキングはいかがですか?

理学治療で「秋バテ」などの不定愁訴を改善!

当院の理学治療は、からだの各種のツボを気持ちよく刺激する医療マッサージ機器や、血行を促進させる温熱治療器などを使って、健康を維持していくうえで重要な働きをしている自律神経やホルモン、免疫機能などを健康な状態に戻すことで、からだ全体の働きを活性化し、病気に対する抵抗力を高めます。