元気新聞

「春眠暁を覚えず…」のシーズンですが、気持ちよく眠れていますか?
布団に入ってもいつまでも眠れない、ちゃんと寝ているはずなのに、朝に疲れが残っている。
そんな症状があったら、もしかすると「かくれ不眠」かもしれません。
自分の眠りへの意識をあらためて見直しましょう。

今すぐ実践「タイプ別かくれ不眠改善法」

「生活不規則」タイプ

日常の生活や仕事が忙しく、生活パターンが不規則になって睡眠が削られているという「かくれ不眠」タイプ
このタイプは、入眠時間の不特定性、休日の寝だめ、多忙による夜更かしなど、さまざまな生活習慣の問題が原因となっているため、まずは毎日同じ時間に睡眠をとることを心がけましょう。
睡眠時間が一定になると睡眠リズムが整い、起床時に「よく寝た」と思えるようになります。

「高ストレス」タイプ


不十分な睡眠(量と質)によって、さまざまなストレスが顕在化している恐れのある「かくれ不眠」タイプ
睡眠が不足すると、脳が休息できず、睡眠時に行われる情報整理ができなくなってしまうことから、集中力や作業効率が悪くなりがちです。
そのストレスから、さらなる不眠を招くという負のループを断ち切るために薬の力を借りるのも一つの方法です。

『初期かくれ不眠』タイプ


睡眠について何らかの悩みを持ち、今後本格的なかくれ不眠に陥る心配がある「かくれ不眠」タイプ
睡眠の量や質を低下させる生活リズムの乱れなどに留意しながら、今の睡眠環境をよりよいものにしていくことで、今後明らかなかくれ不眠に陥ることを防ぐことができます。

「自分は大丈夫」タイプ


睡眠環境の上で、実は多くの問題を抱えており、本格的な「不眠症」に最も近い「かくれ不眠」タイプ
10代や20代の若年層の女性に多く、寝なくても大丈夫という過信や眠れないことを軽視する無関心から改善への意欲が見られないタイプです。
このタイプの人は睡眠記録をきっかけに自身の「睡眠の質」について自覚し、睡眠に対して気にかける習慣をつけることが必要です。

「眠りが浅い」タイプ


眠っていても「眠りが浅い」ために、良質な睡眠とはなっていない「かくれ不眠」タイプ
よい睡眠がもたらす効果を経験することで、まずは改善の意識を芽生えさせることが重要です。
寝る前の室温、温度の調整など、自分に合う入眠方法を見つけ、よい睡眠を経験することが改善への第一歩です。