もう夏バテ?内臓の不調?「食欲不振」

「ただの夏バテ」と軽くみてはいけません!自律神経のバランスが崩れています!!

201607_img01「食欲不振」といえば、暑い時期には「ただの夏バテ」と片づけられたり、胃腸の状態にばかり注意を奪われがち。でも、必ずしもそれだけとは限りません。自律神経系が乱れている状態なら放置はできませんし、そうでなくても何かのきっかけで内臓の機能が低下しているのは確かですから、原因を探る必要があります。


軽い症状の奥に、重い病気が隠れていることもあります

胃腸の疲れ、すい臓や肝臓の疾患または機能低下などが、食欲不振のもっとも多い原因です。また、感染症などによる発熱の影響や、夜更かし、喫煙など生活習慣の乱れによるケースも目立ちます。そのほか、気管支喘息や肺結核などの呼吸器疾患、急性腎不全などの泌尿器疾患、あるいはうつ病なども食欲を低下させます。
1週間以上改善されず、体重の減少などを伴う場合には、重大な病気がひそんでいる恐れもあるので、早めに医師の診察を受けましょう。


まずは熱と脈拍を測り、それから生活を振り返ってみましょう

食欲不振を感じたら、まず安静にして体温とみょくはくを測ってみましょう。異常がなければ、体重を測定し、直前の生活習慣を振り返ってください。
睡眠や食事など、生活がほんの少し乱れただけでも、食欲は低下します。これらは自分で改善できる場合が多いので、まずは気づくことが大切です。

思いあたりませんか?こんなこと

熱はないか脈拍の乱れはないか
 ↓  ↓  ↓
心あたりがあれば、受診を
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●就寝時刻の乱れ
●深夜に食事や飲食をしなかったか
●脂質の多い食事が続いていないか
●精神的ストレスはたまっていないか

 ↓  ↓  ↓
心あたりがあれば、生活習慣の見直しと適度な休養を
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薬剤を服用していないか
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副作用が不安なら、医師・薬剤師に相談を
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