元気新聞

気温が低くなり空気も乾燥してくる冬。
しっかり、かぜ予防に取り組みたい季節です。
「うがい・手洗い」はもちろん、普段からしっかり栄養をとっておくことも大事。
上手に栄養をとって、かぜをひきにくい体をつくりましょう。

かぜ予防にこんな栄養素を

睡眠不足や栄養不足で免疫力が弱っていると、かぜをひきやすいだけでなく、治りにくくもなってしまいます。
かぜ予防のために、またかぜをひいてしまったときのためにも、日頃からバランスのとれた食事を心がけ、十分に栄養をとることが大切です。

ビタミンA

皮膚や粘膜を正常に保ち、病気の回復や体の防御機能を高める働きがあります。
不足していると、のどや鼻の粘膜が弱まり、かぜをひきやすくなります。

ビタミンC

かぜのウイルスの活動を抑え、かぜ予防をしたり、回復を早める効果があります。

ビタミンCにプラスして・・・ビタミンB1

疲れのもとになる乳酸が体にたまるのを防いだり、分解してくれる働きがあるので、体の疲労回復につながり、かぜをひきにくくなります。

おいしくしっかりビタミン補給

ビタミンAを含む食材

POINT
ビタミンAは熱に強く、油で炒めたり、揚げたりしてとると吸収力アップ!
サラダ油などを使ったドレッシングで食べるのも効果的です。

ビタミンCを含む食材

POINT
熱に弱いビタミンCを上手にとるには、野菜ならサッとゆでるか生で食べるのがコツです。
一方、ピーマン、じゃが芋などのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。

ビタミンB1を含む食材

POINT
ビタミンB1は水に溶けやすいため、シチューや汁物にするなど、スープごと飲めるように工夫すると、取りこぼしがありません。
また、ニラやたまねぎ、長ネギなどと一緒に食べると吸収力アップ!