体への負担が少ないウォーキングは、老若男女にかかわらず誰にでも手軽に行える運動です。秋の涼しい気候のもと、散歩がてらにはじめてみませんか。正しい知識を持って行えば効果も楽しさも倍増です。
ウォーキングは、長時間かけて体内に酸素を取り込む運動、すなわち有酸素運動です。
足腰を鍛えるだけでなく、脂肪の燃焼を促したり、生活習慣病の予防になったり、継続すれば様々な効果が期待できます。
●心肺機能の強化
少ない負担で心臓を強化、また換気量が増え肺が活性化します。
●腰痛の予防
筋肉が強化され、背骨や骨盤を保護してくれます。
●ストレスを解消
脳への血流がよくなり、精神が安定します。
●血管の老化防止
動脈硬化を招く血管内の余分な脂肪を燃焼し、コレステロール値を正常に保ちます。
●疲れにくい体へ
より多くの酸素を取り込むことで、酸素が疲労物質を分解し、疲れにくい体をつくります。
◆準備体操を忘れずに。たとえば...
◆日焼けや熱中症予防をしっかりと
帽子や飲料水を忘れずに。飲料水はのどの渇きを感じる前に飲むのがポイント。
◆天候の変化にも注意
急に気温が下がったり、雨が降った場合に備え、上着や雨具の用意も。
◆ケガをしないために
靴ずれやねんざの予防のため、履きなれた軽い靴を履きましょう。