元気新聞

春になってくると、植物も動物も動きが活発になり始めます。 人もいきいきと動き出したくなってきます。 しかし、季節の変わり目は、どうも調子がいまひとつという人も。 その調子が出ない原因の一つに低血圧が考えられます。

一般に、低血圧の症状は、暖かくなる春先に出やすくなります。 
これは、寒さで縮んでいた血管や、その周辺の筋肉が緩んで、血液を心臓へ戻す力が弱くなるためです。 
また、汗をかきやすくなるため、体内の水分が減り、循環する血液の量も減少しがちになると考えられます。 
このような原因で、春になると朝礼で倒れる子どもや、通勤電車で立ちくらみを起こす人が増えます。


低血圧が原因で起きる症状は、さまざまです。 
めまい、立ちくらみなどは一般的な症状で、これは血圧が低いため脳への血流が減少して起きる症状です。 
また、頭痛や頭重を訴えるケースも見受けられます。 動悸や息切れなどは、心臓に疾患がある人や高血圧の場合だけでなく、実は低血圧でも起きる症状です。 
血液循環が悪いため、ポンプである心臓がたくさんの血液を体に送ろうと、がんばって働くせいで、心臓がドキドキしてしまうからです。 
血圧とは、一見関係ないように思われる胃痛や胃の不快感、食欲不振といった症状の原因が低血圧にあることも。 
これは、血液が低いため胃の粘膜に血液が十分に行き渡らず、消化器官の働きが鈍くなって起こるようです。


一般的に低血圧の人は、朝起きられないといいます。 
これは寝過ごすというよりもエンジンがかからない状態で、血圧を調整する力が弱いために起こるわけです。
低血圧の人が日常生活を支障なく送るためには、軽い運動をして規則正しい生活をすることで症状を改善することが可能です。 
ただし、日常生活を送るのが難しいような場合は、医師と相談して治療することが必要です。 
最近では、低血圧は病気であるという認識のもと、治療薬の開発もすすんでいます。


血圧が低いと、脳や手足など、心臓から遠い部分の血流が悪くなり、めまいや頭痛、冷え、むくみなどがおきやすくなります。 
脳への血流が乏しいので、活動が鈍り、朝起きられない、だるいといった不調に悩まされがちです。 
こうした症状の改善に、全身温熱治療器「インブレス」が効果的です。 
体に優しい近赤外線と遠赤外線による温熱(60℃~80℃)で全身を包み、体の隅々まで血行をよくして、低血圧からくる不快な症状を改善します。