春は、入学や鍼灸、新しい職場など環境の変化が多く、ストレスを受けやすい季節。
上手にストレスをコントロールすることが大切です。
下記の対策法を参考にストレスと上手につきあう術を身につけましょう!
1.闘う
ストレスとなる出来事に対し、真正面からぶつかってみる方法です。
ストレスの原因と向き合い、問題解決のためにとにかく行動を起こすのがポイント。
ひとり悶々とするのではなく、言いたいことをぶつけたり、自分自身が納得いくまでとことん取り組むことで、心のもやもやが晴れ、新しい道が開けていくこともあります。
2.開き直る
ストレスに対して見方を変えると、同じ出来事があまり気にならなくなったり、どうでもいいことに思えたりします。
これが「開き直る」という方法です。
不本意な仕事でも「新しい能力を引き出すチャンス」ととらえたり、太っているのが気になる場合でも、「私は私、そんなこと気にしない」と自分自身の尺度を大切にできれば、ストレスではなくなります。
むしろ自分らしく生き生きとできるはず。
3.忘れる
トレスの元を意識的に忘れ、考えないようにする方法。
一度距離を置き、問題を忘れて心をリセットする機会をもつと、世界が違って見えたり、新たな視点が生まれます。
例えば、何か他のことに夢中になると、問題だったことがどうでもよくなる場合もあります。
その際、何か別のことをするなど、行動を変えてみることがポイントです。
4.避ける
それが避けて通れるものであるなら、無理にかかわらない。
ストレスになりそうな状況をうまくかわす方法です。
近所に苦手な人がいたら、話をしないようにする。
気が進まない会合には、適当な理由をつけて出席しない。
それで案外すんでしまい、心配していたほど大きな問題ではなかったという場合も多いもの。
5.浸る
ストレスによる悲しみ、つらさ、怒り・・・・・。
感情が全部流れ出すまで、どっぷりと浸ってみる。
強い感情を思いきり隊件することで、気分が晴れ、やがて乗り越える力がわいてくることがあります。
たとえば大切な家族をなくしたときなどは、忘れようとしても、明るくふるまおうとしても、悲しみが癒されることはありません。
涙が枯れるまで泣き、声が枯れるまでわめいて、思いきり悲しむ階段を経ることが大事です。
6.小分けにする
悩みの尽きない大きなストレスは、小分けにしてひとつずつ対処するのが一番。
大きなおせんべいを細かく砕きながら食べていくようなもの。
やがてストレスは確実に減っていきます。
例えば、完璧を求める上司の要求を全部こなすのがとても無理な場合、少しでもできたらよし、「よくやったね」と自分をほめてあげましょう。