元気新聞

今年もかぜ・インフルエンザのシーズンが到来。
油断していると、
「仕事や受験で絶対に休めない!」
「子どもの世話やお年寄りの介護がある」
といった肝心なときにダウンしてしまう可能性も…。
日ごろから“かからない”生活を送リ、“かかってしまった”ときは適切に対処できるよう心がけましょう。

かぜ・インフルエンザにかからないための5カ条

1.手洗い・うがい

ウイルスが付着した手で、口や鼻などに触れて感染する接触感染を防ぐために、帰宅時、食事や調理の前、イレの後、マスクをはずした後などは、ていねいに手を洗いましよう。
また、のどの粘膜が乾燥すると免疫力が低下します。帰宅後はうがいをして、うるおいを保ちましよう。

正しい手洗いのしかた
①石けんを泡立てて、手のひら・甲・ 指と指の間・手首・指先・爪まで、15秒以上かけて念入りに洗う。
②流水でしっかりと洗い流し、清潔なタオルなどで水気をふき取る。

2.マスクの着用

人こみではマスクを着用しましょう。
マスクは、使い捨ての不織布製を使用。
鼻やあごの周辺にすき間がないよう、顔にフイットさせましょう。

3.栄養バランスの良い食生活

1日3食、規則正しく栄養バランスのとれた食生活を送りましよう。
免疫力を高めるビタミン類を豊富にとると、かぜ・インフルエンザ予防に効果的です。

4.十分な睡眠

寝不足や不規則な生活は、ウイルスへの抵抗力を弱めます。
特に、睡眠中は疲労を回復させるホルモンが分泌されるので、睡眠は6~8時間を目安にしっかリとりましよう。

5.室内の湿度

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、かぜ・インフルエンザにかかリやすくなリます。
室内は50~60%の湿度を保ちましょう。

うつさないための心得

せきエチケット
せき・くしゃみなどの飛沫を吸い込んで感染する飛沫感染を防ぐために、せきエチケットを守って、ウイルスをまき散らさないようにしましよう。
せき、くしゃみの飛沫などが手に付着したときは、手を洗うなどしてウイルスを取り除きましよう。

かかったときのポイント

自宅でゆっくり療養
早<治すには、休んで体力を回復させるのが第一です。
加湿・換気・温度調節に注意し、たっぷり睡眠をとりましよう。
また、水分をこまめに摂取して、脱水を防ぎましよう。
インフルエンザの場合、熱が下がってからもウイルスを排出するといわれています。
他の人にうつさないためにも、解熱後2日まではゆっくり療養しましょう。