元気新聞

夏を元気に乗り切るために!

脳と体を休めるために欠かせない「睡眠」。
ところが日の長い夏の時期は、熱帯夜などの条件も重なって十分な睡眠時間を確保しにくい傾向に。
睡眠の重要性、快眠のコツを知って、「快眠力」を高めましょう。

睡眠不足は万病の元

睡眠不足で「だるい、調子が悪い」という経験は誰にでもあるはず。
実は睡眠不足が続いた時の脳の機能の低下は、お酒を飲んで軽く酔っている状態に相当するといわれます。
睡眠は人体にとっての「最大の癒し」。免疫力の低下にもつながるため睡眠不足は万病のもとです。

睡眠力で大事なのは日中

良質な眠りを得るためには日中の生活が大切です。
寝つきを良くするためには、日中に太陽の光を浴びること、軽く運動すること、起きる時間を一定にすることを心がけましょう。
就寝30分から1時間前の入浴もポイント。
体温が調節され睡眠の準備に入ることができます。

夏は睡眠中の熱中症に注意

睡眠中は水分補給ができず、気が付かないうちに脱水症状が進み、熱中症になってしまう可能性があります。
熱帯夜には睡眠中にペットボトル1本分の汗をかくこともありますから、たとえ喉の渇きをそれほど感じていなくても、就寝前には意識して水分をとり、起床後にも水分補給を行いましょう。
「お風呂上りにビール」という方もいるかもしれませんが、お酒は利尿作用があるため水分がかえって不足してしまいます。
必ず水やお茶などで水分補給しましょう。