元気新聞

食べ物の消化吸収を高めよう!よくかんで夏の胃腸疲れを予防
夏は冷たいものの飲みすぎや、冷房による自律神経の乱れなどから、胃腸のはたらきが弱りがちです。「よくかむ」ことには胃腸の負担をやわらげるさまざまな作用があり、夏の胃腸疲れやトラブルの予防に効果的です。栄養のあるものをよくかんで食べ、暑い夏を元気に乗り切りましょう。



◆夏の胃腸疲れを予防する「かむかむ効果」

「よくかむ」ことで、次のような健康効果が期待できます。
①「早食いが防止でき、食べすぎSTOP」・・・早食いを防止でき、適量で満腹感も得られます。
②「食欲を抑制するホルモンの分泌が増加」・・・ヒスタミンという脳内ホルモンが増加。ヒスタミンは満腹中枢を刺激するため、かめばかむほど食欲が抑えられ、食べ過ぎ防止に効果。
③「胃腸の準備が整い、消化吸収がアップ」・・・急に食べ物を胃に入れると、胃はビックリします。よくかむことは胃や腸に「これから食べ物を送るよ」という合図となり、消化吸収を高めます。最初のひと口ふた口だけをよくかむだけでも効果はあります。



◆「がん」や「食中毒」の予防にも

だ液には発がん物質を無毒化する酵素が含まれています。よくかむとだ液の分泌量が増え、その酵素とよく混ざるため、がんの予防に効果があります。また、食中毒の原因菌は、胃液によってたいてい死滅します。そのため、よくかんで食べ物を細かくくだけば、胃液と食べ物がよく混ざって食中毒が予防できます。



◆コップ1杯ずつの水分補給で、胃の消化力を維持しよう

夏はこまめな水分補給が大切ですが、ガブ飲みすると胃液がうすまって消化力が低下します。水分を補給するときは、コップ1杯程度をよくかむつもりでゆっくり飲みましょう。



◆ぽっかぽか温熱効果で夏の暑さで弱った胃腸を元気に!

全身温熱治療器「インブレイス」は、体に優しい近赤外線と遠赤外線による温熱(60℃~80℃)で全身を包み、体のすみずみまで血行をよくして、自律神経の働きを正常に戻し、夏の暑さで弱った内臓の働きを活性化します。冷たい物の飲みすぎで、胃腸に不調を感じたら、早めのケアをお勧めします。