元気新聞


汗ばむほど暖かい日があるかと思えば、冷たい雨が降ったりと、春の天気はとても不安定。何となくだるい、疲れやすいといった春の不調は、こうした気温や気圧の変化に、カラダがついて行けなくなるのが原因です。気分やファッションだけでなく、カラダも早く春モードにチェンジ!不調をはねのけて、さわやかな春を迎えましょう!

1.冬から春への「時差ボケ」をリセット

春眠暁を覚えず─。
いくら寝ても眠い、だるいといったことはありませんか? 実はこれも春不調の一種。
春になって日照時間が長くなると、冬時間を刻んでいた体内時計が狂い、「時差ボケ」のような状態となって、熟睡できなかったり、たっぷり睡眠をとっても疲れが抜けなかったりするのです。
私たちの体は、太陽の光を浴びることで、体内リズムを整えていきます。眠くても、多少睡眠不足でも、朝は太陽の光を浴びて冬の体内時計をリセット! さわやかな目覚めで活動的な1日を過ごしましょう。

2.カラダが固いと、春は来ない?!

冬の間、寒さでちぢこまり固くなっていた体も、気温の上昇とともにゆるみ始めます。この変化にうまくついていけないと、節々がギシギシと不調和音を立てたり、コリや痛み、だるさや疲れの原因に。
また、この時期の運動不足は、夏なのに汗をかかない、冷えるといった夏不調の原因にもつながります。そのため、適度な運動で体を柔軟にすることも、春の健康管理の重要なポイントです。特に天気の良い日は、部屋から出てウォーキングやストレッチを!
春の日差しや香りを感じるだけでも、自律神経の正常化につながります。

3.お腹の中からもパワーアップ

防衛機能を高める上で重要なのが、腸内環境の強化です。防衛機能の最前線は、口、ノド、目、鼻、そして胃や腸などの粘膜が担っていますが、中でも常に100兆個もの菌が常在する腸内の健康を維持することは、健康維持の基本中の基本。
また、腸内環境が正常でなければ、せっかく摂った栄養も十分に吸収することができず、体力低下や老化にもつながります。
余計なものはため込まず、常にすっきりキレイな腸内環境で、少々の不調に負けないカラダづくりを目指しましょう。