元気新聞

寒~い冬は、運動不足になりがちな季節。

軽めの運動で筋肉の衰えを防ぎましょう。

おすすめなのが、室内でも簡単にできる筋トレ。

それも、あくまで軽めの筋肉トレーニングです。

筋トレの意外な効果 体内のホルモンバランスが良好に


最近、普通に歩いていてつまずくことはありませんか?
階段を上がっていて踏みはずすことはありませんか?
坂や階段を上がりきったあとに足がもつれたり、体がよろめいたりしませんか?
どれも筋力の衰えが原因です。歳をとるにしたがって、いろいろな場面で体の衰えを感じ始めますが、中でも筋力の衰えは想像以上に進んでいます。
筋トレで、体の衰えを防ぎましょう。
ここで紹介する軽めの筋トレは、筋肉量を増やすことが目的ですが、それ以上にも多くの副産物を生み出してくれます。
まず、成長ホルモンの分泌を促します。
成長ホルモンは睡眠時に最も分泌されますが、それ以外唯一分泌されるのが、筋肉運動後なのです。
そして、筋肉運動によって放出される乳酸には、有害重金属の排泄を促す作用もあることが分かっています。

あくまで「軽め」に半年後には体の変化を実感できる


軽めの筋トレは、家で10~15分、特別な器具を使うこともなく、男性でも女性でもできる簡単なものを、大雑把に続けることが肝心です。
毎日やることを目標にしても、「やり忘れてもOK」というくらいでもかまいません。
家で簡単にできる筋トレの代表格は「腕立て伏せ」「腹筋」「スクワット」の3つ。
しかし、運動習慣のない人には、負荷が大きすぎ、おすすめできません。
そこで、たとえば、腕立て伏せなら、膝をついて行います。
そうすると筋肉への負荷が減り、誰にでもできる動作になります。
腹筋も無理に起き上がろうとせず、お腹に手を当てて腹筋に力を入れるだけにします。
スクワットも、きちんと背筋を伸ばした姿勢を意識して、軽く膝を曲げる程度でいいでしょう。
どの筋トレも10回も行えば十分です。
回数を多くこなすよりも、次の3つのことに気をつけて行ってください。

①反動をつけない
②ゆっくり行う
③呼吸を止めない

まずは、続けることが大事です。
暖かい春を迎える頃には、何らかの体の変化を実感していることでしょう。