元気新聞

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冬場は室内外の温度の差が大きくなります。 そのため寒い屋外に出たときに、急激に血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞が起きやすくなります。 日本には高血圧の人が4千万人もいると推計され、その半分以上がなんの治療も行わずに放置している現状といわれています。 本人血圧管理の意識がなければ、血圧が高くなりがちな冬はとても危険な季節です。 急激な温度差を避けたり飲酒量を抑えるだけでなく、塩分摂取量を1日6g以下にて、野菜や果物をとることも大切です。 また、毎日30分以上の有酸素運動を。
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病院の診断では異常なしだから、と安心するのは危険。 診断では問題ないのに、じつは高血圧の場合があります。 これを「仮面高血圧」と呼んでいます。 病院の検査のときはたまたま血圧に異常はなくても、日常生活のさまざまなシーンで血圧が上昇している状態のことをいいます。 とくに仕事のストレスが大きい人や喫煙習慣のある人は、ふだんの血圧よりも検査では低い可能性があります。 また、冬場は高血圧が引き金となって心筋梗塞などの発作を起こしやすいシーズン。 玄関や浴室、トイレは居間などにくらべ室温が低い場合が多いので、脱衣場に小さなヒーターを置くなど、なるべく保温につとめるようにしましょう。 外出する際も、上着やマフラーなどで防寒を怠らないように。
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