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がんの患者さんに漫才や喜劇を見せて、大笑いしてもらった結果、血液中のナチュラルキラー(NK)細胞が正常化しました(岡山県のすばるクリニック・伊丹仁朗院長の報告)。 NK細胞は免疫細胞の一種で、発生したがん細胞を破壊するなどの働きをします。 つまり、笑いにはがんに対する抵抗力を高め、免疫機能を正常化させる効果があるというわけです。 |
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コルチゾールはストレスを感じると増えるホルモンです。 関節リウマチの患者さんに落語を聞かせ、大笑いしてもらった結果、血液中のコルチゾールと炎症を悪化させる物質が減少しました(大阪府立健康科学センターの報告)。 これらの実験の結果、笑いにはストレスを緩和する報告する効果があることがわかりました。 |
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脳血管障害の患者さんに落語を聞かせて、大いに笑ってもらった結果、脳の血流が増加し、まず脳が活発に働いていることを示す脳波(β波)が、続いて脳がリラックスしていることを示す(α波)が表れました(群馬中央脳神経外科病院・中島英雄理事長の報告)。 これにより、笑いには脳を活性化する効果とリラックスさせる効果があることが実証されました。 |
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