健康づくりのために歩いてみませんか? 現代人の1日の平均歩数調査によ
ると、平均的な主婦が4,500歩、電車通勤のサラリーマンが5,800歩、車通勤
のサラリーマンが3,600歩となっています。健康を維持し、運動不足とならな
いためには、1日1万歩が理想とされていますから、現代人はその半分も歩い
ていないことになります。 そのため私たちの足は、運動不足の危機にさらさ
れています。 その結果、足の老化を加速し、ひいては生活習慣病やメタボリ
ックシンドロームにかかる人が急激に増加しているのです。 そんな社会環境
を反映してか、人々の健康意識はかつてなく高まっています。
健康によいとテレビ番組で取り上げられたとたん、スーパーマーケットの陳列
棚から商品が無くなってしまうほどの大ブーム
が起こるのも、そうした健康に関する不安心理
の裏返しと言えます。 病気を生み出すのも習
慣なら、健康をつくるのも習慣です。
食生活や生活習慣を改めて「健康は自分で守
る」という意識を日々の生活に生かしていくこと
が大切です。
その意味で、手軽にできるウォーキングを毎日
の生活習慣の中に取り入れていくことは、健康
づくりの第一歩といえます。
1日1万歩が理想ですが、大切なのは自分の年
齢や体力に見合った運動量にすることです。
また疲れていたり、体調の悪い日には休むこと
も大切です。
中高年の人なら週に5日程度、高齢者の方でし
たら週に、3、4日程度で十分です。 毎日楽し
みながら、気持ちよくウォーキングしてみましょう。


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